毎日、ちゃんとやっている。
家事も、育児も、仕事も。
それでも、ふとした瞬間に湧いてくる。
「このままでいいのかな」
その感覚を、多くの人は見ないふりをします。忙しさの中で忘れてしまうか、「母だから仕方ない」と蓋をするか。
でも私は、一つの問いからどうしても逃げられませんでした。
「今の私を見て、子どもは"大人になるのが楽しみ"と思うだろうか?」
この問いを初めて自分に向けた時、激しい焦りと不安を感じました。子どもに対して、「これが私の生き方」と語れるものがないと感じたからです。今まで何してたんだろう。いまさら何ができるんだろう。そんな風に自分を責める気持ちも確かにありました。
でも、繰り返しこの問いと向き合う中で、気づいたことがあります。
この問いは、自分をインスパイアするものだと。
だからこそ、これは自分に対してとても優しい問いであると思っています。なぜなら——どう生きたいかを、自分に問い直すきっかけになるから。
人に誇れるような仕事を成し遂げた方がいいとか、仕事をやめた方がいいとか、何かを始めた方がいい、ということではありません。
ただ一つだけ問いたいのは、
自分の人生を、自分で選んでいる、と言えるか。
その問いに心底正直に向き合うことが、自分の人生を取り戻す、最初の一歩です。